【高圧酸素療法】一酸化炭素中毒における介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は一酸化炭素中毒に対する介入について

一酸化炭素中毒になることは、通常の生活を行っているとそうそうないものです。

そんな時がもしあれば。となる知識も欲しいものですが、
こんな研究結果もあります。

一酸化炭素中毒時における高圧酸素療法のエビデンスについてです。

研究内容

さまざまな品質の7つのランダム化比較試験が特定されました。

1つは臨床結果を評価しなかったため除外されました。

1361人の参加者を対象とした残りの6つの試験のうち、2つは1ヶ月で神経学的後遺症の軽減に対するHBOの有益な効果を発見しましたが、他の4つは発見しませんでした。

これらの1つは不完全な出版物です。

プールされたランダム効果メタ分析は、HBOTからの有意な利益を示唆していませんが、有意な方法論的および統計的異質性が試験間で明らかであり、この結果は慎重に解釈されるべきです。

さらに、すべての試験で設計または分析の欠陥が明らかでした。

重要なのは、1つの陽性試験の結論は、複数の仮説検定の調整の失敗によって影響を受けた可能性がありますが、他の陽性試験の解釈は、主要な結果の明らかな変化を含む分析中に導入されたバイアスの高いリスクによって妨げられます。

どちらも早期に「利益のため」に停止されたため、観察された効果が増大した可能性があります。

対照的に、3件のネガティブ試験では、2件の重度中毒患者の除外と2件の非常に悪いフォローアップによるHBOの有益性を検出する能力が低かった。

約8年前に終了したと言われている1つの試験では、どのフォーラムでも最終分析が報告されていません。

結論


既存のランダム化試験では、一酸化炭素中毒患者へのHBOの投与が神経学的有害転帰の発生率を低下させるかどうかを確立していません。一酸化炭素中毒の患者の治療におけるHBOの役割をより明確に定義するには、追加の研究が必要です。この研究の質問は、多施設ランダム化比較試験に理想的に適しています。

Buckley NA、Juurlink DN、Isbister G、Bennett MH、Lavonas EJ。一酸化炭素中毒のための高圧酸素。系統的レビューのコクランデータベース2011、問題4。アート。番号:CD002041。DOI:10.1002 / 14651858.CD002041.pub3。 

まとめ 

高圧酸素療法ってな任意良いのでしょうね?

そう思える結果になっています。

高圧酸素療法を否定したいってわけではないですが、こういった結果が多くみられるためご利用の際は計画的に。と言えるものなのかと。