【テーピング】膝蓋大腿症候群に対して実施したエビデンスについて【医療従事者】

今回は膝蓋大腿症候群に対するテーピングについて

膝が気になる。というヒトはテーピングなどを使ったことがありますか?

医療従事者KeiSは柔道整復師であるため、普段ヒトに介入する際の手法としてテーピングを選択せざるえない時もあります。

こういうように書いていますので、勘の良い方は察して頂けるのかと思いますが、
私はテーピングの効果を「信じていません」

このエビデンスもそういう考えに至っている1つになりますので、
ご参考にされてみてください。

研究内容

すべてがパフォーマンスバイアスのリスクが高く、ほとんどが少なくとも1つの他のタイプのバイアスのリスクがある、5つの小規模な異種ランダム化比較試験が含まれていました。

これらには、膝蓋大腿痛症候群の診断を受けた約200人の参加者が含まれていました。

テーピングとコントロールの比較(ノーテーピングまたはプラセボテーピング)にはすべて、テーピングとコントロールグループの参加者の両方に1つ以上の共介入が含まれています。

これは4回の試行で運動を処方されました。

治療の強度と期間は非常に多様でした。

たとえば、治療期間は、ある試験での1週間から別の試験での3ヶ月までの範囲でした。

4つの試験(161膝からのデータ)からさまざまな方法で測定された、視覚アナログスケール(VAS)の痛みデータ(スケール0から10:最悪の痛み)のメタ分析、治療プログラム終了時の疼痛のテーピングと非テーピングの間に統計的または臨床的に有意な差は見られなかった。

日常生活の機能と活動を測定する他の結果のデータは、単一の試験のみからのものであり、矛盾した結果をもたらしました。

結論


臨床的に関連する結果を報告する試験から現在利用可能な証拠は質が低く、単独で使用しても治療プログラムの一部として使用しても、テーピングの効果について結論を出すには不十分です。臨床的に重要な結果と長期的な結果を測定する、大規模で、できれば多施設で、質が高く、よく報告されたランダム化比較試験に関するさらなる研究が必要です。これの前に、膝蓋大腿痛症候群の診断、結果測定の標準化、膝蓋骨テーピングの許容可能なアプローチに関するコンセンサスが必要です。

Callaghan MJ、Selfe J. Patellarは成人の膝蓋大腿痛症候群のためにテーピングを行います。系統的レビューのコクランデータベース2012、問題4。アート。番号:CD006717。DOI:10.1002 / 14651858.CD006717.pub2。 

まとめ 

仮に痛みを訴えていた場合、VASスケール0~100のうち、テーピング施して変化が出せる数値としては10~20ぐらいな体感。

しかし、統計上有意と言えるものでもないため、絶対的にテーピングを信じているわけではありません。

施すことで精神的に落ち着く。なんか良くなった気がする。などの感想を持ってくれればそれでも良いです。

ある意味プラセボを扱っているような気分なのですが、上述で紹介したような研究ではプラセボとの比較でも有意差がはっきりしていないため何だろうな?ということ。

様々な意見はあるのかと思いますが、テープ被れする私にとって自分には絶対にやらない方法の研究結果でした。